北海道(道南)グルメ案内【函館市湯の川「佐々木商店湯の川ゆるりと」の肉料理】
湯川路地にある、肉料理居酒屋。
・住所
〒042-0932 北海道函館市 湯川町1-27-5
・営業時間(月曜定休日)
火~金
ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:00~24:00
土・日 15:00~24:00
・説明
前回、お好み焼き105の時に説明した時のように、函館市の湯の川は温泉街で、基本的に宿泊先(ホテル、旅館)などでご飯を食べる人が多く、ビジネスホテルの素泊まりを選ぶ人はだいたい函館駅前か五稜郭の飲食店で食べる事が多いです。
そのため、湯の川はそこまで飲食店が多くなく、観光客向けのラーメン店や海鮮居酒屋、寿司屋などが大半です。
そんな中、湯の川の路地にポツリとオープンしたのが、今回行く「佐々木商店湯の川ゆるりと」です。
昔は「火車」という店で、こちらもホルモンや肉料理メインの居酒屋だった場所ですね。
お昼(ランチ)の唐揚げ定食も、人気らしいですが居酒屋なので、今回は夜の居酒屋メニューの説明でいきます。
店ですが、少し目立たない所にあります。
イチマス(酒屋)向かえの、居酒屋や寿司屋などが並ぶところから路地にはいると、そこの奥にあります。
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外見
店は火車と同じくそんなに広くありません。
一階はカウンターとテーブルで二階が座敷になります。
居酒屋なんで最初はドリンクオーダーから行きます。
定番の生ビール(480円)とお通し
生ビールは480円と安くも高くも無い価格ですね。
近年居酒屋はビールの値下げ競争が激化して、五稜郭エリアでは198円というものもありますが、元は500円前後が多かったですよね。
生ビール一杯500円前後で商売できるのが、湯の川エリアが、居酒屋競争エリアからはずれているのがうかがえます。
お通しのかぼちゃは味は悪くはありませんが、お通しにそこまで力をいれている感じではありません(生キャベツよりはマシかな?程度です)
さて、肝心のメニューです
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メニュー(赤丸が今回注文したメニュー)
肉料理特化型の居酒屋がうたい文句なのでメインは肉料理です。
まずは人気のからあげから頼んでいきます
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通常の「からあげ」と「香味からあげ」 両方680円
からあげは、ガツン醤油ベースの下味をつけたザンギ風というよりは、竜田揚げ風の軽めの下味で、クリスピー気味の衣でサクサク感があり食べやすいです。
私は肉料理特化という事で、からあげも醤油ベースにガンガンにんにく味を効かせた茶色のからあげをイメーシしていたので意外でした。
横長の大きめの唐揚げは見た目のインパクトは強いです。
味のほうは悪くは無いですが看板メニューとしては、少し弱い感じがします。
香味のほうは、ポン酢ソースをかけていますが、そこまで極端な違いはありません。
昼メニューはこの唐揚げの定食が人気らしいです。
次に頼んだのが世紀末救世主の技ぽい名前の赤肉百烈拳です。
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赤肉百烈拳 780円
イメージとして焼き肉屋にある「ユッケ」を連想するかもしれませんが、ユッケよりも細かく切っているので、魚料理のナメロウや、牛肉のタルタルステーキに近い感じです。
焼き肉店の食中毒事件の影響後、レバ刺しが消えて、ユッケを扱う店も少なくなったので、生肉系のメニューがあるのは嬉しいことです。
赤身の食感は悪くなく、780円なら味と値段は悪くないと思います。
なんとなく頼んでみた串カツ
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串カツ 580円
串カツ。
そのまんまですが、肉は厚みがあり、食べ応えがあり美味しいですが、シンプルなメニューなので説明は少ないです。
そろそろあっさり系を・・・。
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トーフサラダ 580円
脂っこいメニューが続くので口直しに頼んだトーフサラダです。
普通のトーフサラダすぎてあんまり書くことはないです。
ステーキメニューの下に、肉盛りとだけあるので、ステーキの部位の盛り合わせかと思い頼んでみました。
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肉盛り並 1380円
牛肉のたたきみたなメニューでした。
フライドオニオンが食欲をそそります。
わさび醤油で食べると、よりたたきぽい感じがします。
この手の料理は、肉の質が悪いと、スジが多くかみ切れない事がありますが、肉もやわらかく、口当たりの悪くなるスジも少ないので美味しいです。
と、いうか、今回頼んだこの店の肉料理で一番美味しかったです。
1380円は、居酒屋の一品メニューでは少し高めですが、並でも結構ボリュームがあるので、値段的には悪くない部類だと思います。
ビールが尽きたので、飲み物の再注文します。肉盛りの感じからして、ビールよりワインぽいかな?と思いワインにします。
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かち割りワイン(赤) 680円
「肉盛り」料理の感じからして、なんとなくワインにしましたが、ボトルワインは高めなので、こういう店はやはり気軽の飲めるかち割りワイン。
ワインに氷は邪道かもしれませんが、庶民型の居酒屋はキンキンに冷やしてクピクピ行くのが乙だと思います(あくまでも個人の感想ですが)
実際、上記の肉盛りとワインは相性がよかったと思います。
次は、牛ブラジル、豚ブラジルというメニューが目に付きました。
写真もないので、これだけではわかりませんが、私は勝手に「シュラスコ」みたいな料理だろうと思い牛ブラジルを頼んでみました。
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牛ブラジル 980円
違いました。
ぶっちゃけ、野菜炒めでした。
味、インパクトともに乏しく正直イマイチでした。
肉料理が進んでワインが無くなったので、最後にもう一杯
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メガ生サワー 780円
ここの人気メニューらしいので頼んでみました。
アルコールの比率は低め(予想)ですが、果実はいっぱい入ってます。
潰して飲むとフレッシュで飲みやすく、後でサワー中身だけの注文もできるので、そうすれば値段もお得です。
なるほど、ここでアルコールを頼むなら、この生サワーがオススメだなと今更ながに思いましたが。
そろそろ、アルコールが回ってきたので、おかわりはなしです。
メニューの中でゆらりとJPSというメニューがありました。
これもこだれだけではサッパリですし、この前のは勝手に予想して失敗したので店員さんに訊いてみました。
すると、フライドポテトに味付けして塩からを添えたものだという事です。
肉はいっぱいなのでそれにしてみました。
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ゆらりとJPS 680円
写真が海苔に隠れて見づらいですが、中心の部分に塩辛があります。
ポテトも甘ダレで味付けされています。
食べてみるとこのJPSかなり美味しかったです。
フライドポテトに塩辛を添えただけでは、ただのフライドポテトと塩辛だけですが、甘ダレでポテトがコーティングされているので、これに塩辛をのっけてたべると、絶妙にマッチングしました。
そろそろ、お腹いっぱいになってきたので、贔屓にしているタクシーを頼もうと電話すると、行くまで少し時間かかるといわれたので、タクシーの待ち時間まで、軽いメニューを頼む事にしました。
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うま辛キャベツ 380円
タクシー来るまでの時間、ポリポリと思って頼みましたが・・・。
辛い・・・。
結構辛いです。
辛いのはそこまで苦手ではなく、カレーも基本辛口以上で食べていたので、辛さの事はほとんど考えていませんでした。
辛ダレが手もみされたのか、キャベツ全体にコーティングされていて、どのキャベツも辛いです。
これは甘ダレのかかったJPSと一緒に食べるべきでした。
失敗したなと思い、食べていると、タクシーが着いたので帰路につきました。
◆個人的グルメ総評◆
味
★★★
値段
★★★
オススメ度
★★
海鮮、ラーメンが多い函館湯川エリアでは、少し変わった肉料理居酒屋です。
一通り頼みましたが、味は料理によってアタリハズレが結構激しいです。
今回の個人的なオススメは「肉盛り」と「ゆらりとJPS」です。
値段はチェーン店居酒屋になれていると、高いと感じますが、まぁまぁ、ボリュームがあるほうなので、許容範囲内の値段だと思います。
ただし、肉系メニューの居酒屋は五稜郭にもいっぱいあるので、オススメ度は低めです。
湯の川エリア内の居酒屋だけならもう少しオススメ度は高くなります。
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総評はあくまでの個人の感想ですのでご了承ください。評価はあくまでも、紹介した料理単品の評価です。店内全メニューの評価ではありませんので、ご了承ください。